アルスラーン戦記 第11章「ペシャワールへの道」 前編

王都エクバターナでは聖職者による異教徒狩りが続いていた。 ギスカールは武力によりこれを黙らせるよう部下に命じる。 何かと大司祭ボダンがウルサイが、我を信じ、やれという。 そのボダンはイノケンティス七世に詰め寄っていた。 1万もの民を神に捧げるなどとめちゃくちゃを言う。 これにはギスカールが黙っていない。…