アニメ&漫画感想ブログ

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アルスラーン戦記 第11章「ペシャワールへの道」 前編

 

王都エクバターナでは聖職者による異教徒狩りが続いていた。

ギスカールは武力によりこれを黙らせるよう部下に命じる。

 

何かと大司祭ボダンがウルサイが、我を信じ、やれという。

 

そのボダンはイノケンティス七世に詰め寄っていた。

1万もの民を神に捧げるなどとめちゃくちゃを言う。

 

これにはギスカールが黙っていない。

ボダンに強くやめるように言うが、異教徒が反旗を翻すのであれば、

それはそれでいいと言い始める。

 

我ら30万の軍勢が異教徒をころしつくす!

コイツの頭の中にはそれしかないようだ。

 

地上とか天上とか・・・

こいつの気は確かか。

 

ボダンは神の下僕なるものを呼び寄せたと話す。

明らかに顔色と目つきがヤバい騎士たち((((;゜Д゜)))

神の下僕というか悪魔の下僕の間違いじゃ・・・。

 

 

エクバターナの王宮の一室で目覚めらサーム。

何と生きていた!

 

銀仮面卿の一撃を受けてしんだと思っていたのに助かったのか。

サーム自身、助かった事に驚きを隠せないでいた。

 

そんなところに現れた銀仮面卿。

 

「跪いて挨拶をせぬか」

「俺はパルスの騎士だ。跪く相手はただ一人国王あるのみ!」

 

そう返答するサーム。

 

「ふっ。ならば俺にはお前を従わせる資格がある」

 

そういって仮面を外す銀仮面卿。

その顔を見たサームは驚愕する。

 

「先代パルス国王の嫡子・・・

 俺こそがパルスの正統の王!!」

「16年前・・・火事で亡くなったはずでは・・・!?」

 

「よく考えることだ。お前の真の主が誰なのか」

 

そういって部屋をあとにする銀仮面卿。

 

 

その頃アルスラーン一行はパルス最大勢力を残すペシャワールを目指していた。

アルスラーンはナルサスの言っていた大道とは何なのか考えながら、進んでいた。

 

アルスラーンはエラムに将来何になりたいのか尋ねる。

するとエラムはナルサスが将来を決めてくれると言う。

ナルサスに遣えている間は勉学に努めると答えた。

 

アルスラーンは自分ももっと勉強して良き王にならねばというと

エラムはアルスラーンは良き王になると返した。

いつも助けてくれてありがとうと礼を言うアルスラーン。

 

エラムは照れて先に行ってしまう。

こんなやりとりを見ていたギーヴは妙な王子様だと漏らす。

 

臣下の従者にあたるエラムを気に掛けるアルスラーンの姿が不思議だという。

ギーヴの知る王族は臣下や民がどうなろうと関係ないという奴ばかりだったという。

 

 

銀仮面卿ヒルメスは鏡で火傷のあとをみて16年前を思い出していた。

獅子を狩り、それを父に褒められる若き日のヒルメス。

 

しかしその晩、父はアンドラゴラスにころされ・・・

ヒルメスもまた部屋に火が放たれ、世間的にはしんだことにされていた。

 

ヒルメスの憎しみも解らないではない。

 

 

鏡をぶち割るヒルメス。

「アンドラゴラスは捕らえた・・・あとはアルスラーンのみ!!

 奴をころせば・・・王位はあるべき者へと還る!!」

 

そんな中、伝令を伝えに侍女が現れた。

ヒルメスの素顔に怯える侍女!

これをみたヒルメスは目を逸らす侍女の顎を持ち

 

「どうした?それほど恐ろしいか?」

 

と威圧ww

涙を流す侍女ww

これはひどいww

 

銀仮面をつけ、要件を言えというヒルメス。

客人が来たと侍女は言う。

 

 

客人と謁見するヒルメス。

客人はカーラーンの息子・ザンデと名乗る。

ザンデは父を討ったダリューンとアルスラーンの首をもってくると意気込む。

 

ヒルメスは期待していると不敵な笑みを浮かべるのであった。

 

 

一方アルスラーン一行は森の中で夜を迎えていた。

ファランギースは荒れるジンを宥めていた。

どうやら血に飢えたものが近くにいるという。

 

つまり追手が迫っている・・・!

 

ギーヴがふざけている間にも敵がすぐそこまできている気配を感じる!

少しの間もおかず、敵兵が大群で押し寄せる!

当然ながらアルスラーン達を探している!

 

見つかる前にアルスラーン達を先に行かせ、自分だけが時間を稼ぐとダリューン。

ダリューンを心配するアルスラーンをナルサスが説得。

先に進むことに!

 

後編に続く!

 

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