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アルスラーン戦記 第12章「騎士の忠義」 前編

 

カシャーン城塞をあとにしたアルスラーン一行は

敵の猛追を受け、分断させられていた。

アルスラーンはギーヴ、エラムと同行、

ダリューンはファランギースと同行している。

そしてナルサスは単身・・・。

 

『ペシャワールで落ち合う』

 

その約束を守る為、各々が最善を尽くす!

 

 

ナルサスは崖上を馬で駆けていた。

ナルサスは幽かな馬の足音から近くにゾット族がいる事を察した。

 

ペシャワールへの近道を通ってきたナルサス。

しかしその道はゾット族の縄張りだった。

 

遭遇する可能性は十分に考えられる事だったようだ。

危険を冒してでも、一刻も早く合流せねばとの考えだったのだろう。

 

 

ナルサスは崖下を走るゾット族数名を確認。

ゾット族という蛮族の顔www

どいつもこいつも蛮族の代表みたいな顔してやがるw

 

木陰に隠れゾット族をやりすごすナルサス。

しかし蛮族が叫んでいた『妙な銀仮面』とは・・・。

 

 

ゾット族と遭遇するルシタニア兵!

その中には銀仮面卿がいた!

 

ゾット族族長ヘイルターシュは銀仮面卿に剣を突き付け、

金と剣を置いて失せろという。

 

しかし銀仮面卿が、こんな蛮族のいう事を聞くはずもなく、

一刀両断!!

 

族長の娘はこれに怒り、銀仮面卿に襲い掛かる!

それに続くゾット族!

 

しかしルシタニア兵に加え銀仮面卿もいるのに一蛮族の一団に勝ち目はなく・・・

気づけば族長の娘・・・アルフリード以外は全員しんでいた・・・。

 

何度も銀仮面卿に切りかかるアルフリードだが、手も足もでない。

だが銀仮面卿は適当にあしらうだけで、とどめを刺す気配がない。

 

女子供には優しい・・・というわけではないだろうけど

多少の手心は加えるつもりなのか。

 

しかし追いつめられたアルフリードは銀仮面卿の顔に唾を吐いた。

さすがに我慢ならなかったのか、剣を振りかぶり、アルフリードをころそうとする!

 

 

その時だった!

ナルサスが突撃してきた!

ルシタニア兵をなぎ倒すナルサス!

 

この隙にアルフリードは銀仮面卿から距離をとった!

 

「アルスラーンはどこだ?」

「お主がしんだら教えて差し上げてもいいが」

 

「できるか?」

「まぁ・・・努力してみようか」

 

にらみ合う二人。

その二人の間に入るアルフリード!

親父と仲間の仇だ!私が倒す!と喚き散らす!

 

ナルサスは剣も持たずに勝てるのかと聞くと、

剣をよこせとナルサスに叫ぶw

 

そんなやりとりを待つ銀仮面卿も

割とユーモアがある奴なのかもしれない!

 

下がっていろとアルフリードにいって前に出るナルサス。

 

「茶番は終わったか?」

 

剣を構える銀仮面卿!

二人は馬で駆けながら剣を交える!

苦戦するナルサス!

 

普通にやっては勝ち目はないかもしれない。

 

二人一度間合いを開ける。

崖上をチラ見するナルサス。

 

もうじきか・・・!

 

ナルサスは何かを狙ってるようだ。

そんな時だった。

 

「ヘボ画家・・・いやナルサス」

「ほう・・・覚えていてくれたのか」

 

「お前の知略は知っている。

 ころすには惜しい、膝を屈し、俺に仕えろ」

「ふ・・・」

 

「何がおかしい?」

「お主の剣技は一国に冠絶するが、器量に置いては主と仰ぐには物足りんな」

 

「なにッ・・・!?」

「アルスラーン殿下は私に仕えろなどと頭ごなしに命令はなさらなかった」

 

「きっさまぁぁぁッ!!」

 

銀仮面卿は怒りを露わにし、剣を振り上げた!

その時だった!

 

崖上から岩が落ちて来たのだ!

岩雪崩に巻き込まれるルシタニア兵と銀仮面卿!

 

やったか!?と思ったが、銀仮面卿は落馬すらしていない!

流石というかなんというか・・・

 

すると銀仮面卿の馬の足元に黒い影のようなものが現れると、

なんとそこから不気味な男が姿を現れた!

 

 

一方混乱に乗じて逃げ出していたナルサス。

アルフリードと一緒のようだ。

 

涙を流し震えるアルフリード。

ナルサスに助けてもらった事の礼を言う。

 

今更ながら自己紹介をする二人。

 

二人は山道を抜けペシャワールを目指す。

すっかり夜も更け、休息を取る二人。

 

ナルサスに年齢を聞くアルフリード。

26と答えるナルサスにもっと若いと思ったと答えた。

アルフリードは10歳違うと言っていたので16歳か。

 

アルフリードはナルサスについていくと言い出した。

他にもゾット族がいるだろう。戻らなくていいのか?ときくと

 

「いいの!」

 

と答えた。

ナルサスは奇妙な同行者が出来てしまったようだ。

 

後編に続く。

 

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