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アルスラーン戦記 第14章「異国の王子」

■アルスラーン戦記
第14章「異国の王子」

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ペシャワール城塞に向かい進軍してくるシンドゥラの一軍。

その兵力は5万・・・!

 

アルスラーンはバフマンの残した言葉を気にしながらも

目の前の問題に気丈に立ち向かおうとしていた。

 

 

エクバターナへの進軍の前にまずは降りかかる火の粉を振り払うべく、

シンドゥラを迎え撃つとアルスラーンは宣言する!

 

 

一方進軍しているシンドゥラ軍の第二王子ラジェンドラは、

初めて見る雪に驚いていた。

 

パルス国内が混乱の中にある今、攻めるべきと考えるラジェンドラ。

しかし、混乱しているのはシンドゥラも同じ。

国王が倒れ、第一王子との王位継承でもめている中にあるようだ。

しかし、ラジェンドラは第一王子の事など歯牙にもかけていない様子。

 

我こそが王にふさわしいと信じてやまないようだ。

 

 

 

一方ペシャワール城塞では、すでに進軍の準備が整いつつあった。

ダリューンとナルサスはアルスラーンに城内で待つように言うが、

アルスラーンは申し訳ないと、自分も進軍する心づもりでいることを話す。

 

だが、それでも説得を続ける2人に負け、

今回は大人しく城で待つことを決めたアルスラーン。

 

どこまでも優しい王・・・

それを心配するダリューンだが、それもまたよいではないかとナルサス。

アルスラーンの優しさに惹かれ、付いて来ている兵も多い。

 

一人ぐらいこういう王がいてもいいではないかと言う。

ダリューンも「確かにな」と笑顔を見せた。

 

 

一方進軍するパルス軍を見届けるヒルメスと魔道士・・・。

魔道士はヒルメスに今こそアルスラーンの首を獲るチャンスと言うが、

ヒルメスはエクバターナへの帰還を譲らない様子。

 

 

 

陽も傾きかけてきたころ、進軍しながらダリューンはナルサスに質問する。

敵兵5万に対し、パルスは僅か1万の兵力しか出してはいない。

少数の兵で多数の兵を相手にするのは邪道ではなかったのかと聞く。

 

今回はあえて邪道を行くとナルサスは答える。

戦いにあたっての注意すべき3つの理・・・

天の刻、地の利、人の輪・・・

 

ナルサスが言うには、今シンドゥラはその3つの理すべてを冒しているという。

 

 

・・・・

・・・

 

陽が暮れる中、山道を行くシンドゥラ軍。

王の付き人はここで一旦陣を張るべきと進言するが、ラジェンドラはこれを拒否。

一気に山を越えるという。

 

兵も馬も寒さに、随分と体力を奪われているように感じる。

それに全く気付いていないのか?

猪突猛進・・・言い換えればただのバカか?

 

そうこうしていると、パルス軍の矢の雨が降り注ぐ!!

この山中で戦うということか。

 

 

ナルサスは山の上で戦いを見守っている。

まずは3つの理のうちの一つ。

天の刻・・・

常夏の南国育ちのシンドゥラにとって真冬の雪山でどこまでやれるのか。

 

そして地の利。

パルス軍にとっては慣れ親しんだ土地だが、シンドゥラにとっては見知らぬ土地。

地を知り尽くせば、攻め方も思いのまま!

 

シンドゥラ軍を挟み撃ちにするダリューン!

だが、シンドゥラはまだまだ強気!!

 

力任せに攻め続ける!

 

しかしナルサスは最後の理、人の輪はどうだと自信を見せる。

 

 

シンドゥラ軍の後方の崖上から謎の攻撃。

見ればシンドゥラの第一王子ガーデービィの旗印!

第一王子の軍はパルスに味方してくれるのか?

 

混乱するシンドゥラ軍。

 

しかしその正体はただのカカシ!

ガーデービィの旗印を掲げ、ガーデービィ軍を模したカカシを並べ、

その背後からパルス軍が矢を放つ。

 

暗闇に加え、崖上という事もあって、まず見破られることはないだろう。

 

 

さらに敵軍に紛れ込んだアルフリードと、エラムが叫び声をあげ、

敵兵をある場所へ誘導する!

 

頃合いとみて高みの見物をしていた、ナルサスとダリューンも攻め込む!

5万と1万の戦力差をひっくり返すと意気込むナルサス!

 

その言葉の意味はすぐにわかることになる。

アルフリードとエラムに誘導された兵たちは、謎の地響きに襲われる!

なんと逃げた先は凍った湖の上だった!

 

大人数がその上に乗れば、当然耐えきれず氷は割れる!

 

これにより敵を一網打尽に!

戦力差は一気に埋まった!

 

しかし、しぶとく生き延びるラジェンドラ!

ナルサスとダリューンの二人がかりでもなかなかしとめられない!

逃げるラジェンドラだったが、何処からともなく放たれた矢が馬に当たり落馬!

 

そこに現れたアルフリードがラジェンドラの首元に刃を突き立てる。

 

その後、捕虜になったラジェンドラ。

将が捕らえられたこともあって、シンドゥラ軍も降伏を余儀なくされた。

 

 

 

 

ペシャワール城塞・・・

縄に縛られたままアルスラーンと謁見するラジェンドラ。

 

アルスラーンはラジェンドラに会話を求めているようだ。

縄を斬るダリューン。

そして一同は両軍交えての宴会を始めた。

 

美味い酒と食事に舌鼓を打ちながら会話する、アルスラーンとラジェンドラ。

アルスラーンに酒を勧めると、ファランギースが代わりにと出て来たw

それに合わせてギーヴも参戦w

 

急遽呑み比べが始まってしまった!

 

 

一方ナルサスに褒められるエラムとアルフリードだったが、

この二人が顏を合わせると、すぐに喧嘩が勃発w

 

 

その頃宴会場の呑み比べは、ファランギースの圧勝w

顔色一つ変えずに、ギーヴを潰し、ラジェンドラもフラフラだw

 

そんな中アルスラーンが本題を始める。

アルスラーンはラジェンドラが王位につけるよう協力するという。

その見返りに、パルス軍に協力してほしいというのだ。

 

国を追われた王子に何ができると一蹴するラジェンドラだったが、

アルスラーンは自分の立場をよく考えてほしいという。

 

これを脅しと受け取ったラジェンドラ。

自分の身に何かあれば、兵が黙っていないとアルスラーンに言う。

 

そこにナルサスが現れ、すでにシンドゥラに通達してしまったという。

何を?と聞くラジェンドラ。

 

ナルサス曰く、ラジェンドラがアルスラーンと盟約を交わした旨を示すものらしい。

さらに付け加え、シンドゥラ国に平和をもたらす為、国都ウライユールへ進撃を開始したとも記したという。

 

反逆者に仕立て上げられたことに怒りを表す王子ラジェンドラだったが、

どうせ、いずれは戦う相手・・・その時期が早まっただけでしょうとナルサス。

 

ラジェンドラは観念したのか笑って協力を約束するのであった。

こうしてアルスラーンはシンドゥラの戦力も手中におさめ、

エクバターナ奪還に向けて動き始める!

 

 

一方国都ウライユールでは第一王子カーデービィはラジェンドラの反逆を知り、怒りを露わにしていた。

 

シンドゥラ国の世襲宰相マヘーンドラはカーデービィに安心してくださいという。

なんでもすでに配下をラジェンドラの軍に紛れ込ませているとか・・・

 

一体どうなる・・・!

 

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