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【アニメ感想】アルスラーン戦記 第21章「別れの詩」

■アルスラーン戦記
第21章「別れの詩」

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王都奪還に向け出撃準備が進む中、またもジャスワントと揉めるザラーヴァント。

このブサイクもみあげは何かにつけて問題を起こす将だ。

 

ナルサスが彼を後方支援に配置したことに怒りを露わにしている。

ジャスワントはナルサスが決めた事ゆえ、素直に聞きうけろと言うが

全く聞く耳を持たない様子だ。

 

この争いを止めたのがギーヴの音楽だった。

両者の頭を冷ますつもりが、ザラーヴァントは「楽師風情が」と、

ますますヒートアップする。

 

こいつ軍にいるか?

もう最前線で捨て駒にしたいぉ^q^

 

ギーヴも口が悪い故に揉め事がさらに悪化しそうだw

それを危惧してかナルサスが割って入る。

ザラーヴァントの気持ちを察しもう一度考慮してみると、その場を収めた。

 

しかしながら、出撃前からこれでは、この先の士気に関わるとみたナルサスは

ギーヴを使い何やら策を考える。

 

 

ペシャワール城塞のすぐそばまで移動してきたクバード。

すると彼を追ってパルス兵の大群がやってきた。

 

どうやらザンデの尖兵のようだ。

一対多ではあるが、恐らくはクバードの勝ちであろう。

 

・・・・・

・・・

 

出撃前夜・・・

ペシャワール城塞では大きな揉め事が。

 

皆が外で宴をあげている中、

シャプールの弟、イスファーンが激怒していた。

相手はギーヴだ。

 

どういう話の流れでそうなったのかはわからないが、

イスファーンに、自身が兄をころしたことを伝えたようだ。

 

兄・シャプールはルシタニアに囚われ、晒し者にされていた。

シャプール自らころしてくれと懇願していたとはいえ・・・

イスファーンの気持ちを考えれば怒るのは当然か。

 

最初は殴りあいだったが、周りがたきつけたことで、

両者ともに剣を抜いて戦い始めた!

みんなイスファーンを応援し、ギーヴの味方はいない様子・・・。

 

そしてこのいさかいを止めたのはファランギースだった。

ダリューンはギーヴの頬を殴りつけ、アルスラーンもギーヴを追放処分にした。

 

あぁ・・・なるほど。

これがナルサスの策か。

ギーヴに一芝居うたせて憎まれ役にすることで、諸侯の不満を収めたわけか。

アルスラーンはナルサスの指示とはいえ、心を痛めていた。

 

どうやらナルサスはギーヴに何かを探しに行かせる任務を与えたようだが、

一体なにを探させる気か?

 

アルスラーンが王となるため、いずれ必要となるもの・・・か。

 

翌朝・・・

アルスラーン一行はペシャワール城塞をあとにし出撃を開始した!

 

 

一方王都エクバターナに居座るギスカールたちにも

アルスラーンが出撃を開始したことは伝えられていた。

 

どうやらギスカールもパルス全土に散った兵をかき集めているようだ。

ただし、その中にヘルメスの姿はないという。

ギスカールはヘルメスとアルスラーンのつぶし合いを利用する気のようだ。

 

 

はたして戦況はどう転ぶのか・・・。

ヘルメスとアルスラーンの和解はないだろうがなぁ・・・。

 

 

・・・・

・・・

 

野営するアルスラーン軍。

そこで軍議をする一行。

 

ナルサス曰く、サンマヌエル城を目指すようだ。

古い砦らしいが、ルシタニアに占拠されているという。

地形的にも厄介な場所らしい。

 

しかし、ここを落とさずして王都奪還はあり得ないとナルサスは言う。

サンマヌエル城の主はルシタニアの図書館長らしく、武人ではないらしい。

そこに付け入る隙があるとナルサスはみている。

 

エラムはサンマヌエル城塞のすぐ近くにある、ジャスーム城塞に目をつけた。

どうやらルシタニア軍が最近築城した拠点らしい。

行路の要点を押さえ、パルス軍の動向を監視するのが目的のようだ。

 

すると、ザラーヴァント、イスファーン、トゥースの三名の将が

このジャスーム城塞を落とさせてほしいと進言してきた。

しかしナルサスの戦略に、そこを落とす計画はないという。

 

アルスラーンもまた、無駄に兵を犠牲にはしたくない旨を伝え、この場を納めた。

 

翌日・・・

 

よほど鬱憤がたまっているのか、ザラーヴァントが進軍を急ぎすぎている。

それを止めるイスファーンだったが、これを無視し、更に先にいくザラーヴァント!

それに張り合うようにイスファーンも先に進んでしまう!

 

こいつらアホかオラ! ( °▽°)=◯)`ν°)・;'.、

結局この両者を止める為、トゥースも僅かな兵を連れ、彼らを追う!

 

進んだ先にはルシタニア兵が待ち構えていた。

トゥースは後方のアルスラーンに報告すべきというが、

ザラーヴァントとイスファーンのアホは、この程度に臆するかと

突撃していく!

 

しかし、これは罠だった!

てかみえみえの罠にハマったこいつらはほんとバカだ!

崖からの落石で、完全に軍を分断させられた三名と数百の騎兵!

 

 

これに襲い掛かるルシタニア兵!

果たして彼らの運命は・・・!

 

・・・・・

・・・

 

陽も沈みかけた頃、アルスラーンたちは、はぐれた3名の部隊を探していた。

しかし、まだ見つかっていないようだ。

陽が落ちてしまうと動く部隊を探すのは至難・・・。

 

ナルサスは彼らを見捨てて進軍する手もあるというが、

アルスラーンは迷わず進軍を止め、彼らの救出を優先すると決める!

 

すでに偵察に出ているエラムとアルフリードが戻り次第、

救出に向かうとナルサスは言う。

 

そして夜がきた・・・。

エラムとアルフリードは彼らを見つける事は出来なかったようだ。

今夜は月も出ておらず、この闇の中で彼らを探すのは難しいという。

 

何か手がかりになるようなものはないか・・・

その時だった。

ファランギースが何かに気づいたようだ。

 

耳をすませば、これはギーヴの楽器を奏でる音!

どうやら彼がはぐれた三人の居所を教えてくれているようだ!

 

その結果、三人を見つける事ができ、三人を狙うルシタニア兵も殲滅できた。

全てはギーヴのおかげと言えよう。

 

三人は救出に感謝し、改めてアルスラーンに忠誠を誓った。

 

 

一方、ファランギースは、人知れず去りゆくギーヴの前に現れ、

アルスラーンの言葉を伝えた。

 

再び会うその時まで・・・しばしの別れだ。。

 

 

そしてザーブル城に居を構えるヒルメス一行。

アルスラーンとの一戦を待ちわびる!

 

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■次回

 

 

■アルスラーン戦記感想まとめ