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【アニメ感想】アルスラーン戦記 第25章「汗血公路」【完】

■アルスラーン戦記
第25章「汗血公路」

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ルシタニアの騎士、エトワールの前で城主バルカシオンは自ら命を断った。

しかし、一部始終を見ていなかったエトワールにとっては、目の前のアルスラーンが

命を奪ったように見えた。

 

怒りの感情のまま、アルスラーンに剣を振るうエトワール!

あわやという所で、ファランギースに助けられるアルスラーン。

 

兵たちにエトワールをころさずに捕らえるよう命じる。

こうして聖マヌエル城の戦いはアルスラーン軍の勝利で幕を閉じた。

 

ルシタニアの負傷兵と、降伏した兵を手厚く向かい入れるパルス。

武器を持たぬ者への攻撃・強奪等を固く禁じる。

 

一方、ヘルメスと戦ったダリューンも、なんとか一命を取り留めていた。

ヘルメスを取り逃がしたことを悔やむダリューンだったが、

アルスラーンは彼が生きていてくれたこと・・・それだけで十分だった。

 

・・・・・

・・・

 

ナルサスは制圧後の事務作業に追われていた。

そんな中、アルフリード達突入部隊の安否を心配する場面も見せるが

兵によれば消息は不明だという。

 

その時だった。

アルフリードが排気口のような所から転がり落ちて来た!

流石はゾッド族の女と褒めるナルサス。

余程心配だったようだが、それを表だっては見せないナルサス。

 

エラムは怒るかも知れないが、なんだかんだでお似合いな二人かもしれない。

 

一方、ダリューンはジャスワントに治療をしてもらっていた。

思ったよりも手傷は浅いようだ。

 

ダリューン曰く、ヒルメスの気まぐれが無ければ自分はころされていたという。

弄んでいる・・・果たしてそうなのか。

 

ダリューンは再び立ち上がり戦う意思を示した。

この姿を頼もしく思うジャスワントとキシュワード。

 

時を同じくして城内で夕焼けを見ながら晩酌をするファランギースとクバード。

ギーヴ(´・ω・`)かわいそす。。

 

・・・・・

・・・

 

一人地下牢に隔離されていたエトワールの元を訪れたアルスラーン。

どうやら彼女が暴れたため致し方ない処置だったようだ。

 

エトワールは城主が自害した事は本当なのかとアルスラーンに尋ねる。

どうやら一部始終を見ていたルシタニアの従者から話を聞いたようだ。

アルスラーンの言葉に偽りはなかった。

 

エトワールは涙を流し、バルカシオン伯爵の死を悼んだ。

本来戦いなど無縁の人間だっただろうに・・・自らの命をもって、

この戦いを終わらせてくれた。

 

アルスラーンはエトワールに食事を持ってきたようだが、

素直に受け取らないエトワール。

しかし、体は正直なようで、お腹がぐ~~っと鳴るw

 

アルスラーンは敵軍の食料を減らしてやると思えばいいのでは?と、

食事を受け取りやすい名目を授けるw

 

エトワールはその言葉に乗っかり、シチューやパンにがっつくww

可愛すぎるぞエトワールオラ! ( °▽°)=◯)`ν°)・;'.、

 

 

彼女の本名はエステル。

エトワールは騎士の家庭に養子としてもらわれたようだ。

エステルという名も、捨てたと語る。

 

他愛無い会話をかわす二人。

アルスラーンはこのような戦を避ける方法はないのかと問う。

しかし、エトワールはそのような方法はないと即答する。

やはりイアルダボートへの信仰はかなり根深いようで、

異教徒は滅ぶべきという思考はそう簡単に拭い去れぬもののようだ。

 

違う考え方を持ちつつも、共存の道はあるのではないか?

アルスラーンはそういうが、エトワールは絶対にありえないと突っぱねる。

 

そんなエトワールに、彼女から受け取った教典を見せるアルスラーン。

どうやらこれを受け取った時から、何度も読み返したようだ。

アルスラーンはこの教えは今の権力者にいいように利用されているだけではないのか?

そうエトワールに投げかける。

 

しかし、これに激昂するエトワール!

やはりそう簡単に解りあえるものではないか・・・

エトワールは出て行けとアルスラーンを怒鳴りつける。

 

アルスラーンは牢を去り際にエトワールに、

明日死者のためにイアルダボートの祈りを捧げてほしいと言って去っていった。

 

エトワールの牢は開けられていた。

 

・・・・

・・

 

日の出と同じくして死者を弔う歌を捧げるファランギース。

続いて、エトワールが死者たちへイアルダボートの祈りを捧げた。

 

それにしても・・・一面に並べられた亡骸・・・

これが戦か・・・

 

 

王都エクバターナではギスカールが怒りを露わにしていた。

聖マヌエル城の敗戦を聞かされ、兵もそのほとんどを失った事を告げられては

当然ともいえるが・・・。

 

銀仮面卿は何処にいる!?と怒りをぶつける対象を探すギスカール。

その時だった!ヒルメスが現れた!

 

此度の失態をどう償うのか?と問うギスカールに対し、

高笑いを決め込むヒルメス。

 

ギスカールは兵に、ヒルメスをひっ捕らえるよう命じるが、

そのような話無理というもの。

4人がかりにも関わらず、一瞬で兵を切り伏せるヒルメス!!

 

その刃はギスカールへも及ぶ!!

首筋に刃を突き立てるも、ころす気はないようだ。

ヒルメスは初めてギスカールに自分の正体を明かした。

そして、自身の野望を告げた。

 

ヒルメスはギスカールの真の目的がパルスではないと見抜いた上で

利害は一致しているとし、打倒アルスラーンを掲げる。

 

ヒルメスはギスカールの望むものを、ギスカールはパルスの玉座を約束した。

 

 

・・・・・・

・・・

 

一方聖マヌエル城では、城に火を放っていた。

ここを発った後、野党の根城にされては困るというナルサスの判断だ。

負傷したルシタニアの兵たちや、女子供は馬車で移動させていた。

 

どうやらエラムに故郷まで送り届けさせるようだ。

負傷兵の世話役はエトワールが志願したようだ。

 

妊婦もいるのか・・・エトワールはよく働く。

その姿を見てキシュワードもダリューンも一目置いていた。

 

ファランギースもまた、彼女に声をかける。

エトワールはなぜアルスラーンに付き従うのか?と問いかける。

 

ファランギースは玉座に意思はなく、座る者よって変わると話す。

神でない人間が政を行う以上完璧なものなどないであろうが、

努力する姿勢は大切だと語るファランギース。

 

努力を怠れば、誰も止めるものがいなくなり、悪の道を転がり落ちるという。

一方のアルスラーンはいつも努力をしている。

それが見る者には明らかゆえ、皆アルスラーンについてくるのだと語った。

 

相変わらず素直ではないエトワールだが、まぁ本心はわかってくれてる気がする。

 

・・・・・

・・・

 

妊婦は無事出産し、ここに新たな命が生まれた。

エトワールは赤ん坊を抱かせてもらい涙を流す。

 

失う命もあれば、生まれくる命もある・・・

 

 

・・・

・・・・・・

 

目指すはエクバターナ!

 

パルス暦321年5月・・・

王太子アルスラーン15歳。そして王となる。

 

 

 

いやぁ終わりましたね。

正直最後の結末まで見たいというのが本音です。

劇場版でもいいので完結してほしいなぁ。

 

二期をやるには話数が少ない気もするからなぁ。

いやぁ面白かったです!

 

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