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【アニメ感想】機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ #16「フミタン・アドモス」

■機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ

#16「フミタン・アドモス」

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姿を消したフミタンと、それを追うクーデリア。

ようやくアトラとビスケットを救出し、ホテルで合流を計ろうとするも、

二人の姿はなかった。

 

ミカとアトラはクーデリアを捜しにいくことに。

 

・・・・・

・・・

 

クーデリアはフミタン本人の口から事情を聴きたかった。

例え彼女がノブリスと繋がっていようとも、何か事情があるのだと。

クーデリアは街中を走り回りフミタンを探し続けた。

 

一方オルガたちはホテルで組合のデモが始まった事を確認。

結局止まらなかった。

 

今はまだ、武力に訴えず、言葉によるデモだが・・・

危険な状態であるのは間違いない。

少しの火種で、あっという間に戦争になる・・・。

 

組合のボスであるナボナ・ミンゴの考えも、決して武力に頼るやり方ではなく、

あくまでも言葉で訴え、交渉を進めたい考えだ。

しかし、組合の過激派はこれをよしとせず、武力で訴えたいようだ。

 

ナボナは武力でギャラルホルンにぶつかっても勝ち目はないと解っているからこそ

下手な事はしないよう、皆に言い聞かせる。

今はドルト3で起きているデモだが、これが呼び水となってドルト全体へと

広がっていく事までギャラルホルンの上層部は織り込み済みのようだ。

 

大義名分を得たギャラルホルンは容赦なく鎮圧に向かうだろう。

 

・・・・・

・・・

 

一方フミタンは宇宙港まで脱出してきていた。

そしてクーデリアとの思い出に浸る。

 

まだ幼いクーデリアと共に両親の眼を盗み、貧しい子供たちの元にやってきたフミタン。

フミタンの言葉を聞かず、少女に一つの雨を施すクーデリア。

しかし、それを見ていた他の子供たちはおろか、大人までもが

クーデリアに群がり、物を乞う。

 

怖くなったクーデリアはその場から去ろうとするが、

そこにはフミタンの姿はなかった。

 

泣き叫びながらフミタンを呼ぶクーデリア。

それを物陰に隠れながら聞いているフミタン。

どうやらわざとのようだ。

 

しばらくして、姿を見せると、クーデリアはフミタンの胸に飛び込んできた。

余程不安だったのだろう。

 

クーデリアは自分の事を最低だと泣いていた。

そんな彼女を慰めながらも、フミタンは内心『なんて馬鹿な娘なんだろう』と、

思うのだった。

 

・・・・

・・・

 

フミタンを乗せた港までのエレベーターはデモの関係上、途中で引き返すことに。

これにより、ハンマーヘッドのタービンズたちも入港できなくなっていた。

デモの鎮圧という名目らしいが、エルセブンの駐留部隊だけじゃなく、

アリアンロッドの本体まで集まってきている。

 

どうにもきな臭いとタービンは見ているようだ。

この状況にモビルスーツの出撃準備は怠らない様子。

 

昭弘もガンダム・グシオンに登場し、準備している。

しかし、ミカも最初にバルバトスに乗った時と同様に、

かなりの脳への負荷がかかっているのか、鼻血を出して悶絶している。

 

グシオンの装甲は引っぺがされ、中のガンダムフレームで身軽な装甲で戦うようだ。

シノの専用機は紫・・・?ピンク・・・?

これは落とされないか心配だな・・・。

 

・・・・

・・・

 

一方オルガたちもクーデリアを探しているようだが、まだ見つからないようだ。

コロニーに戻ってきたフミタンはノブリス配下の黒服に見つかり、警告を受ける。

お前の成すべきことを成せ・・・逃げられると思うな。

果たしてフミタンの選択は・・・

 

 

デモ隊はドルト本社に向かっている様子だ。

ギャラルホルンはまだ静観している。

これもシナリオ通りということか。

 

組合は交渉に一縷の望みを抱き抗議デモをしているようだが、

ギャラルホルンが本当に彼らの言葉に耳を貸すのか?

答えはNOだろう。

 

ギャラルホルンのシナリオは緊張が高まったところで一石を投じ、

デモ隊からの攻撃を誘う。

そしてそれが叶ったのであれば、ギャラルホルンは実力行使の大義名分を得られる。

躊躇いなく鎮圧に向けて動き出すだろう。

 

そうなれば燻っていた反乱分子も動き出す。

それも叩いてシナリオコンプリート・・・そういうことだろう。

 

ナボナはビスケットの兄サヴァランが交渉のチャンスを掴んでくれる事を

期待しているようだが、どうやら難しいようだ・・・。

 

本社を目の前にデモ対とギャラルホルンが対面。

デモ隊は一生懸命要求を伝えているが、それに対する返答はないようだ。

 

 

一方フミタンは男から混乱の場にクーデリアを誘い出すように言われていた。

直接手を下すのは男だという。

しかしフミタンは未だに迷いがある様子だ。

 

その時だった!

タイミング悪くクーデリアに見つかってしまうフミタン!

 

図らずも男たちの狙い通り、騒乱の中にクーデリアを導いてしまった!

男たちはタイミングを見計らうだけのようだ。

 

フミタンに合流しようとするクーデリアだったが、

顏を知る組合員に見つかり、クーデリアはナボナの元に連れて行かれてしまう!

クーデリアは自分が武器を送ったなど微塵も思っていない。

感謝される意味も解らないまま、騒乱の中へ・・・

 

マスコミもこのクーデリアをクーデリアと知らずしてただ画になるという理由で

彼女を映し出している。

だが、この放送を目にしたミカとアトラ。

 

アトラは私は皆に知らせに行くから、ミカはクーデリアの元にいってあげてと

正妻の余裕というか・・・この子天使やなぁ・゜・(つД`)・゜・

 

ミカはアトラと別れ、クーデリアの元へと急ぐ!

 

 

・・・・・

・・・

 

一方、わけもわからぬまま、組合に歓迎されるクーデリア。

そんな時だった!

本社の玄関が爆発したのだ!

 

もちろん組合の攻撃ではない。

ギャラルホルンの仕込みだ。

 

これをきっかけにギャラルホルンの攻撃が開始!

応戦すべく組合員も攻撃を始める!

 

ナボナは辞めるんだというが、一旦走り出した彼らを止める事は出来ない。

ギャラルホルンは煙幕を張り、虐さつを始める。

無謀だった。

 

ただただ無謀だったのだ。

 

マスコミは事の発端をデモ隊と報道。

辺りは彼らの無残な亡骸であふれた。

 

クーデリアは運よく無傷だったようだ。

彼女は傷ついた女性を抱きかかえ、何もできない無力さを痛感しながら、

消えゆく命を感じながら、ただ涙するしかなかった。

 

フミタンは心の中で逃げろと訴えるが、その思いは通じない。

マスコミの注目を浴びるクーデリア。

恰好の的だ!

 

そして凶弾は放たれた・・・

血飛沫が舞う・・・

 

撃たれたのはクーデリアを庇ったフミタンだった。

フミタンは胸を貫かれ、消えゆく命と知りながら、

クーデリアに自身の思いを伝えていく。

 

何処までもまっすぐで輝きを失わない、無知な少女が嫌いだった。

真実を知って、その瞳は曇るものだと思っていた。

しかしクーデリアはそうではなかった。

 

変わらない・・・まるでジャンヌダルクのように・・・。

 

ついに力尽き倒れてしまうフミタン。

何度呼びかけても返事がない。

 

その現場に駆け付けた三日月。

クーデリアはただただフミタンに言葉を投げかける・・・

 

フミタンを置いていけないというクーデリアに

「もう・・・フミタンじゃない・・・」

 

そういってクーデリアを担ぎその場を離れるミカ・・・。

まるで寄生獣のセリフのようだ。

さながら人の形をした肉・・・か。

 

・・・・・・

・・・

 

フミタンの裏切りを知ったノブリスは嘆いていた。

そこに通信が入る。

相手はテイワズのボス、マクマード・バリストンのようだ。

 

マクマードが鉄華団に内緒で武器を運ばせた張本人だったのか。

ノブリスの思惑としてはクーデリアをゴタゴタで暗さつし、

火種を作りたかったんだろうけど、マクマードはクーデリアが小さな火種で終わるタマじゃないと考えているようで、

今回生き延びたのであれば手を組まないか?と持ちかけた。

 

一体どういうつもりなのか・・・

まぁ結局のところ、金になるかならないかがこいつらの物差しのようだがな。

 

・・・・・・

・・・

 

サヴァランはナボナの遺体の前で涙を流す。

一方ホテルで合流した鉄華団の面々・・・

誰もフミタンについて触れないってことはしんだことを言ってないのかなミカ。

 

クーデリアは彼女が本の少女に希望を見て泣いていたのを思い出していた。

その少女がクーデリアと重なっていた事を最期に伝えていたものね・・・。

 

現実を受け入れ、涙を流すクーデリア・・・。

 

■前回

 

■次回

 

■機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ感想まとめ