■アルスラーン戦記
第13章「王子二人」
ペシャワール城塞まであとわずかと言うところで、
アルスラーン一行はルシタニア兵に追いかけられていた。
せっかくダリューンとファランギースとの合流を果たしたというのに
息つく暇もないようだ。
一行はペシャワール城塞に向けて馬を急がせる!
しかし、先に進むとそこには敵兵が待ち構えていた!
挟み撃ちにするつもりか!
すると、上空から、アルスラーンの鷹・アズライールが敵兵の顔面を狙い爪で攻撃!
これで戦闘を走る騎兵が落馬し、後続も複数落馬していった!
なんてよくできた子なの!
アルスラーンの増援にキシュワードとナルサスが沢山の兵と共に現れた!
鷹のアズライールもキシュワードが連れてきたようだ。
キシュワードは二刀流の剣士!
これまたとんでもない武勇だ!
敵兵をなぎ倒し、その圧倒的な武勇で敵を撤退に追いやった!
ナルサスはキシュワードに追わなくていいという。
このまま、我々の武勇を伝えて貰い、襲ってこなくする方が得策だという。
これでバラけてた面々も全員合流できたわけだ!
どうやらナルサスの方が一足早くペシャワールに到着してたようだ。
彼がキシュワードと増援を連れてきてくれたというわけか。
アルスラーンはナルサスの馬に乗る者に気づき、誰かと尋ねる。
アルフリードは馬を降り、アルスラーン達に自己紹介する。
「ナルサスの妻だよ」
いつの間にそういう間柄に((((;゜Д゜)))
エラムは心中穏やかじゃなさそうだww
・・・・・・
・・・
現在パルスの最大戦力を抱えたペシャワール城塞に案内される一行。
ナルサスをからかうダリューンw
ギーヴも便乗してからかうw
ナルサスはアルフリードに弁明を求める。
「まだ結婚はしてない。ただの情婦」
と弁明する前の方がまだよかった気がするナルサスだった。
頭を抱えるエラムww
ドン引きのダリューンw
なんのことかわからないアルスラーンww
ニヤニヤするギーヴw
なんだかとてもいいパーティだなw
ナルサスは襲われたところを助けただけと弁明する。
「襲われていた?」
ダリューンが質問するとナルサスはダリューンの耳元で銀仮面卿のことを伝えた。
そうこうしてるうちに、城内から万騎長キシュワードと同じく
万騎長のバフマンがアルスラーン一行を出迎えに現れた。
アルスラーンはこのペシャワールを起点に反撃の狼煙を上げる事を二人に告げた。
騎馬2万、歩兵6万の軍勢か・・・
かなりの戦力だな((((;゜Д゜)))
これにナルサスの知略も加われば、王都奪還も夢ではないかもだなぁ。
その夜・・・
ペシャワールの近くの崖に怪しい動きが・・・
なんと魔道士と銀仮面卿の姿が・・・
ギーヴは風呂で嘆いていたw
あんまり嬉しくない半ケツシーンw
ダリューンとファランギースが一緒に過ごしていたのが面白くないらしいw
そこにいきなり現れたアルスラーンw
気配断ちとはやりおる!
アルスラーンはギーヴにお礼を言いにいきたようだ。
一方、エラムとアルフリードw
なんだか嫁と小姑みたいな関係がそこにww
犬猿の仲だけど、これからどうなることやらw
続いてファランギースとアルフリード((((;゜Д゜)))
会いたい年頃のアルフリードに、大人の女としての対応を指南するファランギース。
もはや非の打ちどころがないファランギース((((;゜Д゜)))
アルスラーンはキシュワードの部屋を訪れていた。
アズライールに餌を上げるアルスラーン。
アルスラーンはスルーシという者の事をキシュワードに尋ねる。
スルーシはアズライールと仲がよかったということで、
見当たらないことが気になったようだ。
キシュワードが言うには王都に潜入させていたが、ここ数日連絡がないという。
恐らくはもう生きてはいまいと・・・。
「キシュワード。私はここペシャワールから挙兵し王都を奪還する」
「はい」
「その後、先走った話かもしれぬが、新しい国が出来たら、私は奴隷制度を廃止したいと思っている」
後編へ続く・・・
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