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アルスラーン戦記 第13章「王子二人」 後編

 ■アルスラーン戦記
第13章「王子二人」

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奴隷を解放するというアルスラーン。

ここに来る道中自分なりに考え、この結論に行きついたという。

 

ただ感情のまま解放するのではなく、きちんと計画を立て

時間をかけて様々な条件を整え、国をあげてそれを行えば出来るのではないかという。

 

個人的には賛同するというキシュワード。

しかし、それでは多くの賛同は得られないとキシュワードは言う。

それはそうだろう。

今までのやり方を変え、メリットがあるならまだしも、

デメリットが大きいのであれば、賛同しないのが偉い人間だよねー。

 

甘い汁吸いたがるのはいつの世も同じ( ‘д‘⊂彡☆))Д´) パーン 

 

だがこのまま、ルシタニア兵を追い出したとして

元通りのパルスには戻らない。

前よりよい国にせねば戦う意味もないとアルスラーンはいう。

 

もちろん父上がどう思われるかはわからないが、

救出した暁には話ぐらい聞いてくれるのではと考えているようだ。

 

 

翌日・・・

偉い人間を集めて、会談をするアルスラーンだったが、

バフマンから挙兵はしないという結論を聞かされていた。

 

バフマンは王の安否もわからぬ今、慌てても益はないという。

少なくとも今年の内に兵を動かすことは反対だという。

 

これに反論するダリューン。

さらにそれを止めさせ、ナルサスは挑発めいた発言でバフマンを怒らせた。

 

しかしこれはバフマンの狙い通りだった。

怒ったふりをして席を外し、それ以上の追及を逃れたのだ。

 

 

キシュワードはダリューンにバフマンのことで話を切り出した。

なんでもアトロパテネの戦の前に、バフマンはヴァフリーズより手紙を受け取っていたという。

 

内容まではわからぬが、それ以降バフマンの様子が変わったという。

ナルサスにも皆目検討がつかないという。

 

一方バフマンは苦しんでいた。

何も知らなければ、アルスラーンの意思に背く事もなく

快く挙兵していたという。

 

しかし真実を知った以上・・・そうはいかない。

 

ヴァフリーズがバフマンに宛てた手紙の内容は一体・・・

ここまでバフマンを苦しめるほどの内容とは・・・

やはり銀仮面卿こそが真なる王という内容のものなのか?

 

 

アルスラーン は一人沈む夕日を城の屋上で眺めていた。

果たして王都奪還など自分に出来るのか・・・そう悩んでいた。

 

するとそこに銀仮面卿ヒルメスが現れた!

ヒルメスはここ、ペシャワール城塞についてよく知っているという。

忍びこむなど造作もないという。

 

アルスラーンは剣を抜き、名を名乗る。

そして、銀仮面卿に名を名乗れと言う!

 

名を名乗らず高笑いをするヘルメス。

ヤりたくてヤりたくて激情が止められないでいる!

 

そして剣を抜くヘルメス!

簡単に始末はしないという。

今回は右手首、また再開した時は左手首、

それでも生き延びたならば足首を切断するという!

 

アルスラーンは剣でヘルメスに挑むが、全く相手にならない!

なぶるヘルメス!

ついにはアルスラーンは剣を放してしまう!

 

無防備になったアルスラーンは追いつめられる!

手首を貰い受けるとヘルメス!

あわやというところで、立てかけられた、たいまつを手にするアルスラーン!

 

その火を振り回すと、急に怯えだすヘルメス!

どうやら火を見ると、あの日の恐怖が蘇るのか・・・!

 

怯んだすきにファランギースが矢で攻撃する!

続いてナルサス、ダリューン、キシュワードと立て続けにヘルメスを相手にする!

 

しかしこれを難なくやりすごす、ヘルメス。

技量の高さが伺える!

 

アルスラーンは今一度ヘルメスに名を問いた。

するとヘルメスは自分の名を名乗った!

 

これに動揺するダリューンとナルサスの間を抜け、

アルスラーンの元へ走り抜けていく!

最後の砦にファランギースが挑むも、これも突破される!

 

そしてそのままアルスラーンに飛びかかる!

 

もうだめだ・・・そう思った瞬間!

なんとバフマンがアルスラーンを庇い、ヒルメスの刃を受けてしまう。

 

かつてヒルメスに剣を教えたバフマンを刺してしまったヒルメス。

 

ヒルメスをころしてはならぬというバフマン。

パルスの正統なる血が絶えてしまう・・・そういって、

逃げるヘルメスを追おうとするダリューンを止めるバフマン。

 

アルスラーンに許しを請いながら、バフマンは逝った・・・。

 

そんな折、闇に乗じてシンドラの軍勢がペシャワールを目指しているという報告がはいった。

 

 

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■アルスラーン戦記感想まとめ